
TEA KNOWLEDGE
紅茶の知識
HOW TO BREW
おいしい紅茶の淹れ方
お気に入りの茶葉を手に入れたら、少しのコツでその香りと味わいをより豊かに引き出せます。

- 01汲みたての水から、たっぷりのお湯を沸かします。
- 02ポットとカップにお湯を注ぎ、あらかじめ温めておきます。
- 03一度お湯を捨て、茶葉を入れます。カップ1杯につきティースプーン1杯(2.5〜3g)が目安です。
- 04沸騰したお湯を杯数分注ぎます(1杯分120〜150ml)。
- 05細かい茶葉は2〜3分、大きい茶葉は3〜5分を目安に蒸らします。
- 06仕上げにスプーンで葉を起こすように軽く混ぜ、ティーカップに注ぎ分けます。
ティーバッグの場合
温めたポットに1杯につき1袋を入れ、杯数分の熱湯を注ぎます。ふたをして1〜2分蒸らし、数回そっと振ってから静かに取り出します。
アイスティーの場合
ホットティーの半量の熱湯で2倍の濃さに抽出し、お好みで甘味を加えます。氷をたっぷり入れたグラスへ注いで仕上げます。
TEA PRODUCING COUNTRIES
世界の紅茶生産国

茶は、アジアやアフリカを中心に、世界各地で生産されています。2024年の世界の荒茶生産量は約705万トンで、主な生産国は中国、インド、ケニア、スリランカ、トルコです。なかでも中国とインドの2か国で、世界の生産量のおよそ70%を占めています。これにケニア、スリランカ、トルコ、ベトナム、インドネシアなどが続きます。
中国では緑茶の生産が特に多い一方、紅茶や烏龍茶、白茶なども幅広くつくられています。インド、ケニア、スリランカは世界を代表する紅茶の生産国として知られ、土地の気候や標高、製法によって個性豊かな紅茶が生み出されています。
茶の栽培は温暖で雨量が多く、水はけのよい土地に適しています。良質な紅茶の産地には、昼夜の寒暖差が大きく霧が発生しやすい丘陵地や高地が多く見られます。インドのダージリン、スリランカのヌワラエリヤやウバなどが代表的な産地です。
こうした生産地域は、赤道を中心とした温暖な地域に広く分布し、一般に「ティーベルト」と呼ばれています。ジョージアなどの黒海沿岸から南米のアルゼンチンやブラジルまで、産地ごとの風土が茶葉の香りや味わい、水色に個性を与えています。
TEA GRADES
紅茶の等級の話
紅茶の等級(グレード)は、味や香りなど品質の良し悪しではなく、基本的に紅茶葉のサイズや外観を表す記号です。
製茶された荒茶はふるいにかけられ、一定のサイズごとにそろえて袋詰めされます。このとき茶葉のサイズを示すBOP、BOPFなどの記号が与えられ、取引される商品になります。
- OP オレンジ・ペコー
- 細かい針状の長い葉で、新芽(チップス)を含みます。水色は明るくオレンジ色に近いものが多く、香りが強い茶葉です。サイズは7〜12mm。
- P ペコー
- 茶葉はOPより太く、短くよく揉まれています。新芽はあまり含まれず、一般的に水色はOPより濃いめです。
- BOP ブロークン・オレンジ・ペコー
- 茶葉は太めでよく揉まれ、OPより短い2〜3mmほどのサイズです。一般的にOPより濃い水色になります。
- BOPF BOPファニングス
- BOPよりさらに細かい約1mm前後の茶葉です。水色が濃く、短時間で抽出されるため、ティーバッグのブレンド用として使われます。
- F ファニングス
- BOPFよりさらに細かい、1mm以下の茶葉です。主にブレンド用として使われます。
- D ダスト
- 葉のサイズがもっとも小さい等級です。





